環境に優しいエアコンの選び方

環境に優しいエアコンの選び方

便利で快適な生活は独りよがりではいけません。
エアコンを選ぶときには、環境に優しいかどうかも考慮にいれましょう。
今回は、室外機の冷媒からエアコンを選ぶポイントをご紹介します。

 

エアコンは、部屋の中にある本体とベランダなど部屋の外にある室外機とセットで一台のエアコンです。
部屋の温度を下げるために、エアコンは物質の性質「気化熱」を利用しています。

 

ポイントとなる物質は「冷媒」。
それはエアコン本体と室外機を結ぶパイプの中に入っています。
エアコン本体は、室外機から送られた冷媒を部屋の空気の熱を奪いながら冷たい気体に変え、その冷たい風を送ることで部屋の温度を下げるのです。

 

このようにエアコンには欠かせない冷媒ですが、フロンガスであるためにオゾン層破壊の可能性と温室効果ガスへの影響が心配されていました。
従来のR410Aを冷媒として使うことで、オゾン層破壊の可能性はほぼなくなりましたが、温室効果ガスの影響は残っています。
しかし新冷媒R32は、R410Aと比較すると温室効果係数が約1/3と低減されています。

 

この新冷媒R32はダイキンが開発し、今では他のメーカーも採用しています。
R32を使った環境に優しいエアコンを選びを検討してみてはいかがでしょう。